フォト

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« マスコミがニュースを作り出す、事件を作る | トップページ | ぼやき »

2011年3月 5日 (土)

デザリング2

デザリング2、と称しましたが、iPhoneに特化した話題です。
あまり触れたくない話題ではありますが、語るに当たって避けて通れないなと思い、追記いたします。

日本で、「iPhoneではデザリングができない」
と書きましたが、実際、ある手段を使えば、デザリングだけでなく、iPhoneの制限を取っ払い、今までにない機能を持たせられることができます。

それは、iPhoneを「ジェルブレイクすること」。
ジェルブレイク、直訳すると、「脱獄」となるわけですが、これの意味するところは「AppleがiPhoneにかけている制限を突破」。
※ちなみに、ジェルブレイク自体、ハッキング行為に該当します。

どういう事かといいますと、ある団体があります。海外に。
彼らは、以前はアップル社の技術者であったり、その他のギークたちだったりします。
彼らはiOSを解析。改造しているのです。
その改造したiOSをiPhoneにインストールすることこそが、ジェルブレイクと呼ばれる事象になります。

改造といっても、基本な機能そのものはiOS。iPhoneの機能はそのまま。
ただ、法律などで縛られて、使えなくなっている機能などの制限が一切取っ払ってます。
デザリング機能もそのひとつ。
(しかしながら、ソフトバンク社自体は推奨しておらず、この手法によるデザリング通信については、課金対象とするとしており、最悪の場合、高額な請求が来る可能性があります。)

それだけでは、収まらず、iOSのファイルアクセスがフルにできてしまったりします。
本来であれば、システム関係を管理するファイルやディレクトリといったものは、ユーザにはアクセスさせないようになっています。
しかしながら、参照できたり、編集できたりします。
これにより、シャッター音を消すことだって可能です(日本の法律により禁止されています)

そうした、機能を使い、作られたアプリがあります。
これらは、AppStoreで販売されているわけでなく、その技術者集団によって運営されております。その名前をCydia(シディア)というサイト?で販売されています。
これはスターウォーズの暗黒面(シディア)が由来です。

まあ、ここはApple社の目の届かない場所であり、なんでもアリです。
AppStoreで有料になっているアプリケーションを無料でダウンロードできる・・・などというものもあり、私に取っては天敵そのものだったりします^^;

ユーザに取ってはまるで、夢のようなお話・・・。

しかしながら、リスクは絶大。これをターゲットにしたウィルスアプリが作成され、Cydiaからインストールしたアプリによって、iPhoneの制御を奪われたり、また、カード情報を抜き取られたりという事件が発生。
そりゃそうです。本来、アクセスできないようになっているファイルなどが、好き放題にアクセスできちゃうのですから。

また、ソフトバンク社も、ジェルブレイクiPhoneに関しては、サポートしないとしています。
つまり、壊れても、何も対処してあげないからね。というわけです。
やるときは、自己責任でね・・・となってしまいます。

なんで、アップル社はこういう連中を野放しにしているの?
と不思議に思う方もいると思います。
スタンスとしては「遺憾だ!」としていますが、そこは彼らも技術集団であり、そこから発生した新しい付加価値や、ユーザのニーズを取り込むのに利用している節はあります。

デザリングのサービスもそこから発生しているものです。
もともと、数う年前(iOS 2.X のとき)にAppStoreで、デザリングアプリは存在していたのですが、ある日を堺に、アップル社が公開を禁止してしまいます。
そこで、デザリングアプリはCydiaで販売されることとなり、大ヒットします。

それならば・・・と、その機能を開放することにより、ユーザのニーズに応えることができたほか、「デザリングができる!」と理由でジェルブレイクしたユーザを引き戻すきっかけにもなったわけです。

かくいう私も興味がないわけではないのです。
それはユーザとしてではなく、技術者として資料にない、APIやプログラムを使うことができないかと調べています。
悪いことに使うのではなく、知ることにより、より良いものをつくるのに役立てると思うからです。

「ハッキング自体は悪いことである」
と思われがちで、その手法自体を封印してしまおうという、風潮があります。
それは間違った対処法で、ハッキング技術を学ぶことにより防御策であったりとか、また、それらを別の形で応用した新しい付加価値が生まれることがあります。
しかしながら、それをごく一部の人間の物にすることによって、ビジネスとして囲いを作ることも目的としている部分もあります。
防御ソフトを売るために、新しいウィルスを開発する、という笑えない話もあるくらいです。

また、ジェルブレイクではないですが、ハッキング集団という連中は世界各地に存在します。
彼らは法が適応されない場所から、ギーク(日本でいうオタク)に接触し、自分たちの技術を提供しつつ、彼らに「仕事」をさせることによって、目的を遂行します。
ある日突然、捕まったハッカーたちの話で、一通のメールから始まった。というエピソードは非常に有名です。
そのメールの差出人にたどり着いた、という話はきいたことはありませんが、どうもロシアあたりだという噂だけは耳にしたことがあります。

「悪いこと」、とされていることからも学べることはたくさんあります。
技術や手法、業といったものは、使う人間しだいによって、いい方向にも悪い方にもむかうものなのです。

今後、デザリングは日本で広がりを見せるのか? 非常に気になりますね。
各通信キャリアが、アップル社のような判断ができるかどうか・・・。

« マスコミがニュースを作り出す、事件を作る | トップページ | ぼやき »

携帯・デジカメ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/144298/51036185

この記事へのトラックバック一覧です: デザリング2:

« マスコミがニュースを作り出す、事件を作る | トップページ | ぼやき »

最近の写真