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2011年3月 1日 (火)

これから就職活動? その4 キャリアデザインについて2

惰性で書いてます。
キャリアデザインについてその2.ということですが、キャリアを積み重ねるに当たっての留意事項をちょっと書きます。

ここでいう、「キャリア」を積み重ねる人は、将来、社長やCEO、もしくはでかい金を動かせる人になって、がっぽり稼いでやる〜!的な人と想定します。

去年から、ずーっと就職活動を続けている学生さんが少なくないと聞きます。
内定はもらったけれども、ちょっとな・・・でも、仕方ないと思い、中小企業に入社を決めた方もしらっしゃると思います。

これは私が学生時代に、実際にあったことです。
仮にY君とD君しましょう。二人は、某電気メーカー最大手への就職を希望していました。

そのために、努力を重ね、学生ではちょっと取得が難しいとされる「電気主任技術者」の3種を取得。2種においても科目合格をする努力家。

しかし、残念ながら、当時、彼らが希望する会社の技術部門は学部生は採用せず、大学院生のみ採用するとしていました。
そこで、Y君は就職せず、大学院への進学を決め、D君は当時の就職相談室のスタッフに説得されていまい、他社への就職を決めました。

それは、「長い人生の中、他の会社で実力をつけた上で、希望する会社へ転職すればいいじゃないか」
というもの。
D君は、まあ、最大手とは行かないまでも、いくつか内定をもらってたわけなのです。

そして、2年後、Y君は希望する某電機メーカーへ入社。
D君は遅れること、卒業して7年後、Yくんと同じ会社に入社したのでした。
しかし、入社して早々にD君はこんなことを聞かされます。
「中途の社員は、出世はできないから。どんなに頑張っても課長クラスが精一杯だね」
加えて、社内のキャリア制度では、ランクは一番下。給料も、同じ年の社員とも差がある。
Y君はすでに「主任」それに対して、D君は平社員。
中途で入社したにもかかわらず、その実績は、買ってもらえているのかどうか・・・。
それでいて、仕事は他の社員よりも多い。

「おれも、大学院に行ったほうがよかったなあ」
とぼやいておりました。

こういうことは特別なことではない。
Yくんのように、大学院を経由してでも、自身が希望する会社に入れれば良いのだが、そうでないければ、少し回り道をするハメになる。苦労すればした分だけ、自分の人生に厚みは増す。悪いことではないが、それを正当に評価されるわけではない。
また、スペシャリストとして経験を積めば、その分だけ大きく評価されるのでは?
と思う人もたくさんいるだろう。
しかしながら、スペシャリストは使われてこそ、その存在意義がある。

「使われて」というとちょっと語弊があるかな? 仕事があってこそ意義があるものである。

「使ってやるから、感謝しろ」というのが経営者であり、企業のスタンス。
あまり、うるさく意見をいうスペシャリストは嫌われる傾向にある。

そういう側面から、考えるとやはり、お金に近い位置で仕事をするのが無難であると言える。
とはいいつつも、すべての人が大手企業に就職できるわけではない。
キャリアには、「卒業した学校」はもちろん、「入社した会社」も含まれてくる。
大手がダメだったから、大学院に行く、というのも選択肢の一つだが、「中小に・・・」という選択がはやり出てくる。
中小企業(零細企業)でも、こんな会社はNGだ。

 ・ 50人以下の会社。
 ・ 平均年齢が20代。もしくは社員のほとんどが20代
 ・ 30代の社員がいない。

この3つの要素に当てはまる会社は、ほぼ、ブラック会社だと考えて良い。

うちはベンチャーなんだ!といっても、ベンチャーが利益を出して、成功するのは極々まれなこと。私が知っている中では1社のみ。(ちなみに最近、社長が民法TVの番組に出演するようになりました。)

その一社も、「信念」があってこそ、今日まで続いてきているのだと思います。

逆に、下記の条件の会社であれば、そこそこ規模も大きく、最大手とまではいかなくとも、中堅どころの会社にあたる。

 ・ 100人以上の会社。
 ・ 平均年齢が30代〜40代。
 ・ 毎年、新卒採用を行っている。

 ・ 創立から10年以上経過し、成長している。

 ・ 福利厚生がある、厚生年金に入っている。

そういう会社であれば、まあ、まあ、ありではないでしょうか?
ちなみに、「零細企業」への入社はおすすめしません。

 ・ 厚生年金に入っていない。
 ・ 保険無し。
 ・ 住民税の引き落とし無し。
 ・ 給料明細の項目がやたら細かい。
   (基本給(12万)+○○手当、○○手当 -> 20万くらい)
   → ボーナスは2ヶ月分確保!というが、基本給×2で、24万。
 ・ 新卒採用であって、年棒制が適応される。
 ・ 残業代なし
 ・ 会社の所在地に、複数社存在する事になっている。 
 ・ 教育にコストをかけない 
   → 「自分で勉強しろ」しか言わない。
   → 書籍を買うお金すら出さない。

ゲスな要素をあげれば、あげきれないくらいありますが、そういう会社に入ると、苦労ばかりで、自身の成長には繋がりません。

何年か前に、同い年の技術者でありながら、ろくなプログラムを組めない技術者と一緒に仕事をしたことがあります。
プログラムを作らせると、バグを出すばかりか、完成しているプログラムまで壊すので、仕事自体をさせられず、辞めてもらうしかなかった人です。

あまりにも見かねて、何度か努力を促したのですが、彼は 「勉強するお金が無い」 と言うのです。聞けば、上記のような零細企業で、彼がプロジェクトに参加するに当たり、5枚の契約書がかわされていました。
不憫に思い、知り合いの会社を紹介するなど、救いの手を差し伸べはしましたが、今の生活が変わることにめんどくささを感じたようで、結局、現場を去って行きました。

その後、一度だけ、彼とあう機会がありましたが、聞くと3ヶ月ごとに、現場が変わるという仕事を続けているようでした。
そういう生活を送ること自体、とても不幸なことであり、また将来の見通しも立たない。

少し趣旨からずれてしまいました。

まあ、なんでこういう話をするかといいますと、キャリアとは、「能力を高める」ということとはちょっと違うからです。
「 資格を沢山、取得し、僕は(仕事が)できる」人だ」という方がいらっしゃいますが、それはちょっと違います。
問われるのは「どんな仕事をやってきたか?、どんな成果を出せたのか?、どんな役割をこなせたのか?、どんなことができるか?」なのです。
そうしたバックボーンがあってこそ、「次」があるのです。
こういう「どんな仕事を・・・」と言われたときに、零細企業でこなせる仕事というのは、まあ、とても小さい物(そんなこと言うと、怒る人もいらっしゃるかと思いますが・・・)であり、人を右から左へと動かすだけ、だったりします。

そういうところで、仕事をしていても、ビックにはなれないのです(笑)。
そんなわけで、会社選びはとても大事なのです。

ひとつ、ひとつ、仕事をこなし、積み重ねていくと、経験から能力と言えるものが増え、自然とキャリアと呼べるものが形成されます。これは逆もしかり、仕事を通じてでしかキャリアは形成できないということです。
そして、どんな仕事にめぐり合えるか、にもキャリアは左右されます。


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