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2011年3月

2011年3月31日 (木)

基準値を決めようぜ!

福島原発の事故で、よく耳にするようになりましたね。
「基準値」

日本の放射線の摂取してよい、基準値は・・・。国際的は・・・。
というような、話題、耳にします。

どういうこと?
どうやって、その数値を決めたんだ!?
って思った人、割といると思います。

放射線ではありませんが、規定値、の決定に立ち会ったことがあります。

以前、「環境」に関する仕事に携わったことがあります。「環境規制物質」と呼ばれるものが世の中にはあります。たとえば、鉛、水銀、カドミウム、六価クロム・・・
日本でも、公害病の原因となった物質も含まれていますね。また、癌を誘発する物質も含まれています。
ちなみに、「六価クロム」については、ジュリア・ロバーツ主演の「エリン・ブロコビッチ」という映画が詳しいです。

これらの4つの物質に加え、ポリ臭化ビニール、ポリ臭化ジフェニルエーテルを加えて、RoHS規制物質と言われます。
これは、電気電子機器を扱うに当たり、人体に有害であるとされている物質になります、
電化製品に、これらの物質が◯◯◯◯ミリグラム含まれているとダメ!っていう基準値を設定している、国際的な値だと、EUが設定したのがRoHS(ローズ)といいます。
(ちなみに、自動車用の規定もあります)

この「RoHS」という並びのアルファベット電子工作用の、部品を買ったことある方は見たことがあると思います。
このRoHSの基準値を超えて、これら6つの物質が検出された場合、その製品を提供する企業責任を問われることになります。
しかし、当然のことながら、輸出制限の対象にもなります。事実、日本企業もこの規制に引っかかって、プレイステーションのゲームCDを突き返された、という事象も発生しています。

せっかく作った製品を、ヨーロッパとかに持っていったとしても、うちの規定を違反している!と言われると、港から陸揚げすら許されずに、突き返されてしまうのです。
そういうのは死活問題になります。

EUは、こういう「環境」というキーワードを突きつけてくることが多い連中なのですが、日本も、こうした国際的な流れに対抗として、経団連が旗振りとなり、「グリーン調達」というものを立ち上げました。

これは、自分たちが扱っている製品、また含まれる部品には、「グリーン調達」で規定した物質(当時は32種類)について、自分たちが決めた規定値を下回っているぞ!、ということを証明するための規定となるわけです。

この値と対象となる、決め方なんですがみなさんはきっと、各社の専門家が集まって、いろいろと議論したんだろうなあ・・・、って想像されることでしょう。

しかーし、実際は・・・

この国の規定と、RoHSと、ああ、あと、ここの規定にある物質を対象にしよーぜ。
値?値は、外国の規定の中で、一番、低い値にしておけば、いいんじゃね?
そしたら、世界中、どこに出しても文句言われないよwwwww


っていう、ノリで決まっていたのです。
そうなると、「あ、どっかの法律の値変わっちゃったよwwww」とか
「あ、そうそう、こういうのが今度できるだってさwwww」っていうたびに、値が変わるため、苦労させられた覚えがあります^^;

ちなみに、このとき、どうやって規制物質の含有量を調べる方法であったりとか、それを証明する方法といったものは、一切確立されておらず、システムに携わる人間として、ただただ、暇人が集まってなんかやってるなあ・・・っていうふうにしか、思えませんでした・・・。
まあ、企業活動に、一枚かまされただけなのかな?と思っています(笑)

まあ、決め方ってこんなもんなので、実際に、実験したりして、突き詰めて出した値ではないのです。
なので、
健康被害はありません
と胸を張られても、困るのですよ・・・。

ちなみに、このRoHSをはじめとする、ヨーロッパの試みは、「エコでいいじゃなーい!」っていう風に思う方が、ほとんどだと思います。
最近じゃ、学校でも、「エコエコ」言うらしいですが・・・。
そう捉えるのは、実に!浅はか!

こうした、環境規制物質の含有に対して、うるさいヨーロッパではありますが、これは対外国製品に対する規制だったりします。
実は、EU内で生産された製品に対しては、実に寛大な値で許容されております。
つまりは、実質、「輸入規制」にあたるものなのです。えー、それじゃこまるよ・・・。っていう企業さんは、どうするか?というと、ヨーロッパに工場を建てて、そこで生産、販売を行うことを余儀なくされます。それにより、ヨーロッパ内で雇用が生まれ、EU全体の経済の成長につながるわけなんですねw。 実に、巧妙な政治力だと思いませんか?

たとえ、参加しない場合、EU自体は、27か国参加しており、イギリス、スペイン、フランス、ドイツ、スペインなどといった、力を持った国があるため、Noとは言えない状況を作り出しているのです。
アメリカがいかに強大な力を持っていても、覆すことは難しいのです。

環境規制物質以外では、「国際会計基準」(IFRS)が、最近、取りざたされています。
国際的な、会計の基準をつくろうじゃないか、というものなのですが、これもヨーロッパ、北欧の方から来てます。

はあ?お前ら、勝手にやってりゃいいじゃねーか?って思うのですが、これに従って、損益を出さなければ、「国際的に」評価に値しない企業である!というレッテルが貼られてしまうわけなのです。

これも、日本は「はいはーい!」とすんなり受け入れてしまい、結局、早ければ来年から、その基準に合わせて会計をしなければならなくなるのです。
会社にとって、どれだけ負担になるか・・・。
システム開発の現場で、コンサルタントを入れて、IFRS対応のプロジェクトがいくつも立ち上がっています。まあ、うまくいくかはどうかわかりませんが・・・。

日本って、こういう「基準」を儲けたり、標準化することに対して、めっちゃくちゃ疎いんですよね。。。
困ったもんです・・・。
そいうこともあり、外資からはめちゃくちゃ、食い物にされている現状があります・・・。

それは、この次にでも。

2011年3月23日 (水)

原発事故にみる、技術者倫理について

まずは東日本地震にて、命を落とされた方へ。
この場をお借りして、故人のご冥福をお祈り申し上げます。
かくいう、八戸の住む、知人と連絡が取れず、やきもきしている身であります。

今回の大きな地震の影響により、二次災害とも言える福島原発問題があります。
どうなるかな?と思い、情報を追っていますが、残念なことに放射性物質漏れて、被爆されている方がいらっしゃるそうです。

最近になって、原発の設計に関する関係者の証言が、取り上げられるようになってきました。

「千年に一度とか、そんなことを想定してどうなる?」、上司からそんな言葉があったとのこと。本当かな?と感じる部分もあります。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011032390071412.html

学生のころ、「技術者倫理」の講義を思い出しました。
1960年代に起こったアメリカのスペースシャトル墜落事故を題材に、行われた授業で、裁判の記録を元に関係する技術者と経営者の生々しいやりとりが自分自身の心に深く刻まれております。
ちなみに講義は、放送大学にて札野順教授の講義で同様の授業を視聴することが可能です。札野教授の講義は、放送大学という点を考慮しても相変わらず酷い物でした(笑)。
加えて、非常に、マニアックな話なので途中で飽きちゃうかもしれません。
「時間を返せ!」と言われても、私にはできかねますので、視聴は自己責任でお願いします。

札野教授は映画化するべきだ!とおっしゃられていましたが、はっきりいってマニアックすぎて、「オタク」、「ギーク」といった人たちですら、拒絶反応を示すくらい、気が滅入る話なので、無理だと思います。

しかしながら、考えさせられる事象も多々あります。
「そろそろ、君も経営者の帽子をかぶれよ」
その結果、尊い命、国家規模のプロジェクトの核を担う多くの人材が失われたのです。

技術者として、何を優先してすべきなのか?
利益?人命?名誉?自分の命?
「100万分の1の確率で発生する事象なんて・・・、ゼロに等しいだろう?」
その言葉に耳を貸すことは、悪魔に魂を売ることであると私は学んだ。
 ・ 「常に最善を、常にベストを。」
 ・ 「現状に、満足するな」
 ・ 「より良い手段を追求せよ

言う事を聞けないのであれば、クビにするぞ?家族も困るだろう?

実際に、あった話で、黙ってしまった結果、数年後エレベータが落ちてしまった・・・。という事象もあります。

幸か不幸か、私は今まで、人命に直接影響するような仕事にめぐりあう機会がなかった。しかし、常に考えさせられる。もし、人命に影響するような情報を握ってしまった場合、または、判断をしなければならなくなったとき、自分の生活、家族、会社、または関わる人達のすべてを裏切って、人々=「社会」のために、「NO」と言えるだろうか?と。

正直、技術者( お前は違うだろ!っていう人も多いですが(笑) )として、そうありたいと思います。

さて、今回の原発の問題・・・。果たして、設計自体に問題があったのだろうか?

実際のところ、大事故になってはいるけれども、当時の設計自体には問題はないと私は考える。なぜなら、当時、最大の地震の規模は震度7とされており、その規模は想定されていたからだ。

また、建設当初の観測史上最大の地震とは、「関東大震災」であり、その時の震度は7とされていたと、学校の授業で習った覚えがある。

そういう意味では、「千年に一度とか、そんなことを想定してどうなる?」と上司が言った、ということ自体、怪しいと思う。

また、上記の記事の中で、年配の設計者は、「想定が甘かった・・・」と反省の弁を述べているが、これは実際に、今回、想定外の事象が発生したからこそ、発せられる言葉であり、彼らには責任はない。

では、どこに責任があるのだろうか? それは、実際に原発を運用・運営していた側にあると私は考える。近年、震度7クラス以上の地震が、外国であれ、実際に発生し、起こり得ることは明白であり、早急に対策を打たなかったことにこそ、問題があるのだ。

実際に可動させて、発生する問題や、機器の老朽化、さまざまな事象が発生する。これらに対し、メンテナンスを行い、対策を講じる必要があるのだ。しかしながら、こうした保守・運用といった部分の仕事は、プライオリティが低いものとされ、十分にコストをかけないことがほとんど。その過程で、「1000年に1度とか、想定してどうする?」という言葉が経営側からでたのではないだろうか?

「想定外だった」と述べるべきは、当時の設計者ではなく、運用・運営を行っている、「東京電力の技術者」にこそある。問題が発生したなら、それを解決する能力も必要だが、問題の発生を事前に防ぐということも大事である。

当時の設計者を、引っ張り出すのではなく、今、運転を担う技術者に問うべきである。

2011年3月17日 (木)

【お知せ】 iPhoneアプリ:Oresund(Voice&VideoRecorder)アップデート

Version1.5.0 になり、3月19日、無事、リリースすることができました!

今回のアップデートで、「紙アプリ」、いえもといw「神アプリ」に昇格してほしいなあ。。。と
思っています。

アップデートのポイントは、転送機能の充実です。
これまでは、「iTunesを通じたUSB転送」、「Wifiを通じた転送」でした。

今回のアップデートで下記の機能が追加されます。

 ・ DropBox(オンラインストレージ)へのファイル転送機能
   ※転送できるサイズに関しては、DropBoxの仕様に依存します。
    → 無料アカウントで、一回の70MBのファイルの転送、有料で1GBのファイル転送が可能になります。
    詳しくはこちらを御覧ください(https://www.dropbox.com/pricing

 ・ メールのファイル転送
   ※転送できるサイズは、ご使用のメールサーバに依存します。

DropBoxは、個人でも使用可能なオンラインストレージです。
アカウントを持っていない方でも、Oresundからアカウントを作成し、そっこうで、アップデートすることが出来ます。

また、ここが売りになると思っているのですが、録音、録画が終わったと同時にDropBoxへファイルをアップロードしてくれます。

オートレコーディング機能と一緒に使えば、アイコンをタップしてから、録音を開始し、そのままDropBoxへアップロード、っていうことも可能です。

2011年3月16日 (水)

スマートフォンの選び方10 電波2

まずは、この度の東北・関東大震災で被害にあわれた方へ、お見舞い申し上げます。
多くの命が失われたことはとても残念なことです。亡くなられた方々へ、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

気持ちは、被災地へおもむき、力になりたいという気持ちがある一方、非力な私に出来ることは、ささやかなものです。
アプリの売上、可能なかぎり寄付させていただきたいと思います。

さて、今回の大地震、私もこれまで経験したことのない揺れでした。
ちょうど、そのとき、営業さんと待ち合わせしており、急ぎ電話したのですが、つながらず・・・。
おもわず、ため息がでました。そういうことは各キャリアあったようですね。

しかーしながら、一部通じるキャリアさんがあったんですね。
それは、Willcomと、イーモバイル同士は通々だったとのこと。
おそらくは契約者数が少ないからでしょうね。
私も、ポケットWifiを通じて、いろいろと情報を得ることができて非常に助かりました。

携帯電話の通信の本質は、陸上無線。
エリアごとに立てられた、アンテナから何本か電波が出ており、それを携帯電話が捕まえて通信が可能になるというものです。
歩きながらしゃべっていると、急に、通じなくなったっていう経験はだれにでもあると思います。これは、そのエリアで使える電波がなかったため、切れているのです。

このアンテナからでている電波にのった、私たちの声は、アンテナから通常回線に入り、話し手が居るエリアのアンテナ、電波にのって、相手に届いている訳なのです。
なので、地震で基地局や、アンテナなやられてしまうと、そのエリアにいる人へは電波が届かなくなるわけです・・・。

一昔前になった、衛星電話「イリジウム」みたいなものがあればよいのですが、残念ながら採算があわず、なくなっちゃいました・・・。今後、見なおしされることを祈るばかりです。

さて、今回の災害において、通信に混乱が生じ、その信頼性を疑う方、多いのではないでしょうか?
たとえば、iPhoneしかもっていないけれど、やっぱり、ドコモ契約しておこう・・・とか、
やっぱ、Softbankは信頼できない!!!
と感じる方もいらっしゃるでしょう。

Willcomや、イーモバイルはいかがでしょうか?
ただ、維持するのに、どくのくらいコストがかかるのか?が選ぶポイントになると思います。
ドイツテレコムっていうキャリアがあるのですが、残念ながらこちらは2011年3月でサービスが終わるそうです・・・。

私個人がオススメするのは、イーモバイルのデザリング携帯。
Android携帯であり、電話もかけられるし、それ自体、インターネットが可能。それでいて、他の機器で通信が出来ちゃうのです!
詳しくはこちらから。
https://store.emobile.jp/HS/s31hw_allplan.html

初期で、機種代19800円で、2年割だと、月額280〜4680円(パケット通信費次第)になりそうです。
普段、からガッツリ使えます。
その他の機種であっても、ただ、通話するだけというものであっても上手くプランを組めば、1000円以内に収まります。

Willcomさんのほうは、女の子が「たぁだっだ、ただ、ただ、たっだ!」というCMをやっていますが、おすすめしません。
なんか、通信プランもよくわからないし・・・。
っていうか、なんでこのキャリアが、「総務省から経営に問題なし」、とされたのかさっぱりわかりません(笑)
電波の割り当てっていうもの、お役所業務なんだな、って感じます。

今回、感じたことは、携帯端末での通信にはちょっと限界があるかもしれないな・・・
ということです。
例えば、海外に友人、家族、がいる場合であれば、電話がつながらないっていうことは本末転倒なわけです。
インターネットを介した「通話」で、友人たちの安否を確認できた部分もあります。
PocketWifi(無線LAN) + Facetime(アップルのサービス)で地震直後にも関わらず、知人と連絡がとることができました。また、Skypeによる通話も有効でした。
災害時、であってもネットワークのトラフィックにはまだ余裕があるということ。

携帯電話から、インターネットに接続する手段としては、無線LANに接続するっていう手段が一般的かな?最近ではWiMAX搭載型のスマートフォンも、リリースされていますが、どこまで使えるかは未知数。
ソフトバンク社が自社LAN回線を増やしており、地下鉄でも使えるようになったという話もあったり、また、FONルータのようなサービスが一般がしたら、3G回線ではない回線からネットワークに接続、さらには通話ができるようになるかもしれません。

ちなみに、FONルータとは無線ルータなのですが、
http://www.fon.com/jp
にユーザ登録をしておけば、FONルータの回線があれば、その回線を使ってネットワークに接続できるという物。
つまり、自宅のFONの無線LAN を設置した場合、FONユーザが家の前を通りかかってインターネットに接続した場合、お宅の無線LANを経由して、通信をさせてあげることになるわけです。
「げ!うちのを勝手に使うのかよ!」って思われる方がほとんどで、あまり日本でははやっていないようです・・・。
しかしながら、発想は面白いですね。たとえば、旅行で海外にいった際にFONルータがそこにあれば、通信が可能なのですよ。

一時期、ソフトバンク社がiPhoneの新規契約者に、配っていましたが流行りませんでした。
(^^; マンションやアパートにお住まいの方が多く、自分の回線をタダ乗りされるかも・・・って思うとね・・・。

今後、より通信インフラが発展することを祈るばかりです。

2011年3月10日 (木)

「Command /usr/bin/codesign failed with exit code 1 」でハマった件

開発に関して書くことはないのだが、今回は特別。
どハマってしまった件について、書く。

開発中、実機に転送しようとすると、下記のエラーが発生
「Command /usr/bin/codesign failed with exit code 1」

ググルと、どうやら、証明書関連の様子。
いや、おかしい。
他のアプリは問題なく転送できているのだから
試しに証明書、プロビジョニングファイルを再作成しても治らず。

そーいえば、info.plistをいじくったことを思い出し、他のアプリのものと比較。
すると、「Executable file」を削除していたことが判明。

これを追記してやったところ、解決・・・
そりゃそうだわな。。。

エラーの中ではこんなふうに怒られていた
「アプリ名 object file format invalid or unsuitable」

・・・解決してよかった(T_T

2011年3月 9日 (水)

ぼやき

毎日、「死ね」や「カス」、などの言葉を、メールやその他の情報ツールから送られてきます。
放っておけばとはいいとは、いうけれども、受け取るだけで、インパクトがあります。
精神的に弱い!と言う人もいますが、

もう、自分が作ったアプリのレビュー、コメントをみるのも戦々恐々とします。
人の顔が見えないからと入って、「死ね」とか「カス」とか、よくもそんな言葉を投げつけられるものだと関心します。

・・・疲れます。

2011年3月 5日 (土)

デザリング2

デザリング2、と称しましたが、iPhoneに特化した話題です。
あまり触れたくない話題ではありますが、語るに当たって避けて通れないなと思い、追記いたします。

日本で、「iPhoneではデザリングができない」
と書きましたが、実際、ある手段を使えば、デザリングだけでなく、iPhoneの制限を取っ払い、今までにない機能を持たせられることができます。

それは、iPhoneを「ジェルブレイクすること」。
ジェルブレイク、直訳すると、「脱獄」となるわけですが、これの意味するところは「AppleがiPhoneにかけている制限を突破」。
※ちなみに、ジェルブレイク自体、ハッキング行為に該当します。

どういう事かといいますと、ある団体があります。海外に。
彼らは、以前はアップル社の技術者であったり、その他のギークたちだったりします。
彼らはiOSを解析。改造しているのです。
その改造したiOSをiPhoneにインストールすることこそが、ジェルブレイクと呼ばれる事象になります。

改造といっても、基本な機能そのものはiOS。iPhoneの機能はそのまま。
ただ、法律などで縛られて、使えなくなっている機能などの制限が一切取っ払ってます。
デザリング機能もそのひとつ。
(しかしながら、ソフトバンク社自体は推奨しておらず、この手法によるデザリング通信については、課金対象とするとしており、最悪の場合、高額な請求が来る可能性があります。)

それだけでは、収まらず、iOSのファイルアクセスがフルにできてしまったりします。
本来であれば、システム関係を管理するファイルやディレクトリといったものは、ユーザにはアクセスさせないようになっています。
しかしながら、参照できたり、編集できたりします。
これにより、シャッター音を消すことだって可能です(日本の法律により禁止されています)

そうした、機能を使い、作られたアプリがあります。
これらは、AppStoreで販売されているわけでなく、その技術者集団によって運営されております。その名前をCydia(シディア)というサイト?で販売されています。
これはスターウォーズの暗黒面(シディア)が由来です。

まあ、ここはApple社の目の届かない場所であり、なんでもアリです。
AppStoreで有料になっているアプリケーションを無料でダウンロードできる・・・などというものもあり、私に取っては天敵そのものだったりします^^;

ユーザに取ってはまるで、夢のようなお話・・・。

しかしながら、リスクは絶大。これをターゲットにしたウィルスアプリが作成され、Cydiaからインストールしたアプリによって、iPhoneの制御を奪われたり、また、カード情報を抜き取られたりという事件が発生。
そりゃそうです。本来、アクセスできないようになっているファイルなどが、好き放題にアクセスできちゃうのですから。

また、ソフトバンク社も、ジェルブレイクiPhoneに関しては、サポートしないとしています。
つまり、壊れても、何も対処してあげないからね。というわけです。
やるときは、自己責任でね・・・となってしまいます。

なんで、アップル社はこういう連中を野放しにしているの?
と不思議に思う方もいると思います。
スタンスとしては「遺憾だ!」としていますが、そこは彼らも技術集団であり、そこから発生した新しい付加価値や、ユーザのニーズを取り込むのに利用している節はあります。

デザリングのサービスもそこから発生しているものです。
もともと、数う年前(iOS 2.X のとき)にAppStoreで、デザリングアプリは存在していたのですが、ある日を堺に、アップル社が公開を禁止してしまいます。
そこで、デザリングアプリはCydiaで販売されることとなり、大ヒットします。

それならば・・・と、その機能を開放することにより、ユーザのニーズに応えることができたほか、「デザリングができる!」と理由でジェルブレイクしたユーザを引き戻すきっかけにもなったわけです。

かくいう私も興味がないわけではないのです。
それはユーザとしてではなく、技術者として資料にない、APIやプログラムを使うことができないかと調べています。
悪いことに使うのではなく、知ることにより、より良いものをつくるのに役立てると思うからです。

「ハッキング自体は悪いことである」
と思われがちで、その手法自体を封印してしまおうという、風潮があります。
それは間違った対処法で、ハッキング技術を学ぶことにより防御策であったりとか、また、それらを別の形で応用した新しい付加価値が生まれることがあります。
しかしながら、それをごく一部の人間の物にすることによって、ビジネスとして囲いを作ることも目的としている部分もあります。
防御ソフトを売るために、新しいウィルスを開発する、という笑えない話もあるくらいです。

また、ジェルブレイクではないですが、ハッキング集団という連中は世界各地に存在します。
彼らは法が適応されない場所から、ギーク(日本でいうオタク)に接触し、自分たちの技術を提供しつつ、彼らに「仕事」をさせることによって、目的を遂行します。
ある日突然、捕まったハッカーたちの話で、一通のメールから始まった。というエピソードは非常に有名です。
そのメールの差出人にたどり着いた、という話はきいたことはありませんが、どうもロシアあたりだという噂だけは耳にしたことがあります。

「悪いこと」、とされていることからも学べることはたくさんあります。
技術や手法、業といったものは、使う人間しだいによって、いい方向にも悪い方にもむかうものなのです。

今後、デザリングは日本で広がりを見せるのか? 非常に気になりますね。
各通信キャリアが、アップル社のような判断ができるかどうか・・・。

マスコミがニュースを作り出す、事件を作る

ついこの間、中国のなんとか女史が、リビアの政権交代劇を受けて、マスコミからのツッコミにきれてこう言ったらしい

あなたたちは、事件やニュースを作ろうとしている。
それは報道とは言わない。

と。
まあ、確かにその通りだと思った。

彼らからしてみれば、資本主義国家が提唱する「民主化」などクソくらえ、だろう。

口には出さなかったが、こうも言いたかったのではないだろか?
それは、クーデター、テロリズムだと。

最近、日本でもマスコミがつくりだした事件があった
例のカンニング事件だ。
インターネットの投稿に対して、報道を過熱させて京都大学などへ
取材を申し込み、大学側が被害届を出すまでに至った。

カンニングが良いことかどうかは、さておき、やりすぎである。

またちょっと前にも、余計なことをしてとある電機メーカーが思わぬところで外交問題になりかねない事態になったケースもある。

SHARPが開発したスマートフォン、名前を「GALAPAGOS」(ガラパゴス)という。

これは、「ガラケー」という言葉から来ている。

ガラケーとは日本の携帯電話が「ガラパゴス諸島に住む動物」のように独自に進化し、ワールドワイドに対応できてないということを揶揄した言葉で、よくマスコミが好んで使う。

それが、めぐりめぐって、ガラケーなんてもってないで、スマートフォンにしようぜ〜

という風潮を生み出している元とも言える。

それに対して、SHARPは、「日本の携帯電話をガラケーと呼ぶのであれば、自分たちはその独自性を貫き、よりよいものを追求していく」というメッセージを込めて、「GALAPAGOS」と名付けたのだそうだ。

しかし、何を思ってか、朝日新聞の記者がわざわざ、本物の「ガラパゴス携帯」をガラパゴス諸島へ行ってきましたという記事を書いている。また、そこに住む人々、さらには市長さんにまで、「日本に、GALAPAGOSっていう名前の携帯電話があって、その由来はこうなんですよ〜笑」という具合に、親切丁寧に説明してきたのだ。

↓ソースはこちら

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1598735.html

それを聞いた、市長さんは激怒。

「ナンセンスだ、エクアドル在注大使を通じ、日本政府に抗議する!」

とのこと・・・。

最後に、こう綴られている。

「もし、エクアドル政府から日本政府、シャープに抗議文が届いたら私のせいです。でも、GALAPAGOSっていう商品名をつけたSHARPもどうかと思うよ。」

これも、マスコミが火種を作った、事象であると私は考える。

「ガラケー」という言葉を作ったのはマスコミである(マスコミの人は、そんなの俺らじゃない、っていうかもしれないけれどそうなんです!)。

それを受けて、強いメッセージ性を込めて付けた商品名がGALAPAGOS。

「ねぇ、君たち、君たちの住んでる島の名前の携帯端末があるんだけれど、そう思う??」

と人々の感情を魚でしたマスコミ。どう思うかは、少し考えれば、わかるんじゃないの?わざわざ、地球を半周してまで、聴きに行くことですか?

大きな事故にあい、足を切断した学生に、「切断したときはどんな気持ち?もうスポーツできないと思うけれど、どんな気持ちですか?」と電話取材する記者。これにも通じるものがある

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1600558.html

これを「報道」というのだろうか?

「事実を伝える」「情報を伝える」ではなく、「情報を元に人の感情を逆なでする」「情報を元に、事件の火種を作る」、そして、事件になれば、面白おかしく、「報道」して、視聴率を、販売部数を稼ぐ。それが彼らの今のビジネスモデルだ。

インターネットを回して、人はさまざまな情報を簡単に手に入れられるようになったが、それと同時に、情報を元に人をコントロールしやすくなったと感じる。

マスコミがそれをやってしまうのはどうかと思うが?

2011年3月 4日 (金)

[iPhone Appl] 拡張(ビデオレコーダー)追加のお知らせ

いぜん、リリースしまして、良い評価も、悪い評価もいただけているアプリ、「Oresund」、「OresundLite」がバージョンアップします。
ちょこちょことバージョンアップはしていたのですが、今回もちょっと大きな機能を追加しました。

もともと、これらは録音するアプリ、つまりはレコーダーだったのですが、「レコーダー」というのならば、iPhoneの機能をフルに使った「レコーダー」にせねばなるまい・・・
と思い、録画機能を追加し、。
「ビデオレコーダー」としても、記録できる、としました。

「ビデオレコーダー」の機能を書くにあたって、iTunesの説明文の文字数制限を超えるのでここで紹介。
 ※ デバイスによっては、制限がございます。
   ただし、お手元のデバイスでできる最大限のことはできるようになっております。

 ・ 録画クオリティ  : Low Middle、high, 640 (640×480), 720(1024 × 720) ←巷ではHDって呼ぶのかな?
  ※ iPhone既存のビデオ撮影には、ない機能です。
 ・ 露出モード
 ・ ホワイトバランスモード
 ・ フォーカスモード
 ・ カメラ切り替え
 ・ ミラー機能(左右の切り替えが可能)
 ・ 角度の変更
 ・ スナップショットの撮影(PhotoLibraryに保存されます)
 ・ ビデオをPhotoAlbumへの出力。
  → 本来は、アプリ内に保存されるのですが、iPhoneの「写真」ライブラリにも保存できる機能です。

OresundLiteのほうはすでにリリースされており、無料でダウンロードできます。
ちなみに、作成したファイルのPCへの転送を制限しているOresundLiteですが、ビデオのPhotoLibraryへの保存は制限しておりません。
よかったら、ワンランク上のビデオを録画するのに、使ってみてください。

今後は、ビデオを再生する機能をもう少し作りこんで良く予定です。
他のアプリにも負けない機能を実装できたらと思っています。

まあ、でも、何に使うんですか?って聞かれちゃいそうですけれどね〜笑

2011年3月 3日 (木)

デザリング。

前もなんかの機会に書いたような気がしますが、最近、またデザリングというキーワードがデジタルニュースで飛び交うようになった。

トピックの主は、auとiPhone。
iPhoneについては、3/11にiOS4.3がリリースされるとのこと。iPad2の発売日が3月25日なので、それに合わせてになったのでしょう。

ちなみに、私のiPhoneはiOS4.3Beta3がインストールされているが、パフォーマンスが低下するなどの、不満に思う点が多々あります。
また、今回、iPhone3G、iPod2世代以降については、サポートしないとのこと。
残念ですけれど、そろそろ買い換えろや!ってことなのでしょうね。

話はそれましたが、このiOS4.3から、iPhoneのデザリング機能が開放されるとのこと。
しかしながら、そこには注意書きが・・・
「日本を含め、一部の国々は対象外・・・」
まじかよ・・・って思う人はたくさんいると思います。

そもそも、デザリングとは何?と言う方も居らっしゃるでしょう。
イメージとして、今、お使いの携帯電話(3G回線・携帯の電波)を通じて、PC、ゲーム機が通信接続できるようになるということ。(厳密に言うとちょっと違うのかもしれないが)
つまり、携帯電話がモデル、ルータと化して、小規模なLANができるのだ。
そして、すでに携帯電話は無線LAN化し、PCやゲーム機が無線で通信接続ができちゃうのだ!

iPhoneにはもともとそういうデザリング機能が備わっており、iPhoneさえあれば、他の通信機器も使い放題!、もっと極端にいうと、iPhoneさえあれば、他にプロバイダー契約とか不要にさえなる。
そして、今度、Apple社から発売される、新型のMacBookでは、iPhone4を経由して、インターネットに接続できるツールが付くという。

まさにかつて、日本人が夢見た、オンデマンドを実現しつつある。
もともとの、Apple社のMacなどのパソコン事業、そしてAppStore、iTunesといったコンテンツ事業、AppleTV、iPadといったリビングで用いるデバイス。
それらが、つながりつつある。

しかしながら、iPhoneを販売する通信キャリア・ソフトバンクさんの電波状況をみれば、デザリングなんて、みんなにやられた日には、ネットワークトラフィックが増大し、パンクしちゃうかもしれない・・・(実際にそうなる可能性は大)。
また、そういう状況を軽減するために、各地で無線LANを増設しているのことですから、デザリングは、頭がいたいところでしょうね・・・。

最近、auもデザリング機能が使える携帯端末を発表しました。
しかも、無線LAN、WiMAX付き(笑)。WiMAXが日本全国カバーできるようになったのかはわかりませんが、WiMAXと、3G回線とを併用した形になるらしい。
しかし、ここで「ただし」という単語が入る。
「3G回線」でデザリングをする際、5Gのパケットを超えると、通信速度を制限するとのこと。
いっぱい使う人には、「いっぱい使ってくれてありがとう!」っていうサービスが有ってもいいような気がするのですが、制限がかかるそうです。
また、3G回線経由でデザリングを行っている際に、着信があった場合、問答無用で通信が遮断されるとのこと。
設定により、着信を受けないことも可能らしいのだが、結局、一人1回線しか使わせないぞ、という意図がそこに見える。
逆にWiMAXのほうはどんどん契約数を増やし、収益に繋げたいところだろうが、東京都内全域をカバーできてない上に、電車の中とかで使えないようでは利用者も増えない。
そこで、携帯端末に付与することにより、525円徴収しようというのだからせこいなあ・・・と思ってしまう。

ちなみに、イーモバイルでもデザリングができる携帯端末(スマートフォン)が販売されている。こちらは、月、5980円で使い放題だったりする。

まあ、こういう新しい通信機器や方式がでてくると、料金がやたら細かくなって、あ、これができるのなら、契約しようかな?と思うのだが、いつも「ただし」、「けれども」という制限が付く。
こういう「制限」を一度、とっぱらったほうが、いい商売になると思うのですが・・・。

2011年3月 1日 (火)

これから就職活動? その4 キャリアデザインについて2

惰性で書いてます。
キャリアデザインについてその2.ということですが、キャリアを積み重ねるに当たっての留意事項をちょっと書きます。

ここでいう、「キャリア」を積み重ねる人は、将来、社長やCEO、もしくはでかい金を動かせる人になって、がっぽり稼いでやる〜!的な人と想定します。

去年から、ずーっと就職活動を続けている学生さんが少なくないと聞きます。
内定はもらったけれども、ちょっとな・・・でも、仕方ないと思い、中小企業に入社を決めた方もしらっしゃると思います。

これは私が学生時代に、実際にあったことです。
仮にY君とD君しましょう。二人は、某電気メーカー最大手への就職を希望していました。

そのために、努力を重ね、学生ではちょっと取得が難しいとされる「電気主任技術者」の3種を取得。2種においても科目合格をする努力家。

しかし、残念ながら、当時、彼らが希望する会社の技術部門は学部生は採用せず、大学院生のみ採用するとしていました。
そこで、Y君は就職せず、大学院への進学を決め、D君は当時の就職相談室のスタッフに説得されていまい、他社への就職を決めました。

それは、「長い人生の中、他の会社で実力をつけた上で、希望する会社へ転職すればいいじゃないか」
というもの。
D君は、まあ、最大手とは行かないまでも、いくつか内定をもらってたわけなのです。

そして、2年後、Y君は希望する某電機メーカーへ入社。
D君は遅れること、卒業して7年後、Yくんと同じ会社に入社したのでした。
しかし、入社して早々にD君はこんなことを聞かされます。
「中途の社員は、出世はできないから。どんなに頑張っても課長クラスが精一杯だね」
加えて、社内のキャリア制度では、ランクは一番下。給料も、同じ年の社員とも差がある。
Y君はすでに「主任」それに対して、D君は平社員。
中途で入社したにもかかわらず、その実績は、買ってもらえているのかどうか・・・。
それでいて、仕事は他の社員よりも多い。

「おれも、大学院に行ったほうがよかったなあ」
とぼやいておりました。

こういうことは特別なことではない。
Yくんのように、大学院を経由してでも、自身が希望する会社に入れれば良いのだが、そうでないければ、少し回り道をするハメになる。苦労すればした分だけ、自分の人生に厚みは増す。悪いことではないが、それを正当に評価されるわけではない。
また、スペシャリストとして経験を積めば、その分だけ大きく評価されるのでは?
と思う人もたくさんいるだろう。
しかしながら、スペシャリストは使われてこそ、その存在意義がある。

「使われて」というとちょっと語弊があるかな? 仕事があってこそ意義があるものである。

「使ってやるから、感謝しろ」というのが経営者であり、企業のスタンス。
あまり、うるさく意見をいうスペシャリストは嫌われる傾向にある。

そういう側面から、考えるとやはり、お金に近い位置で仕事をするのが無難であると言える。
とはいいつつも、すべての人が大手企業に就職できるわけではない。
キャリアには、「卒業した学校」はもちろん、「入社した会社」も含まれてくる。
大手がダメだったから、大学院に行く、というのも選択肢の一つだが、「中小に・・・」という選択がはやり出てくる。
中小企業(零細企業)でも、こんな会社はNGだ。

 ・ 50人以下の会社。
 ・ 平均年齢が20代。もしくは社員のほとんどが20代
 ・ 30代の社員がいない。

この3つの要素に当てはまる会社は、ほぼ、ブラック会社だと考えて良い。

うちはベンチャーなんだ!といっても、ベンチャーが利益を出して、成功するのは極々まれなこと。私が知っている中では1社のみ。(ちなみに最近、社長が民法TVの番組に出演するようになりました。)

その一社も、「信念」があってこそ、今日まで続いてきているのだと思います。

逆に、下記の条件の会社であれば、そこそこ規模も大きく、最大手とまではいかなくとも、中堅どころの会社にあたる。

 ・ 100人以上の会社。
 ・ 平均年齢が30代〜40代。
 ・ 毎年、新卒採用を行っている。

 ・ 創立から10年以上経過し、成長している。

 ・ 福利厚生がある、厚生年金に入っている。

そういう会社であれば、まあ、まあ、ありではないでしょうか?
ちなみに、「零細企業」への入社はおすすめしません。

 ・ 厚生年金に入っていない。
 ・ 保険無し。
 ・ 住民税の引き落とし無し。
 ・ 給料明細の項目がやたら細かい。
   (基本給(12万)+○○手当、○○手当 -> 20万くらい)
   → ボーナスは2ヶ月分確保!というが、基本給×2で、24万。
 ・ 新卒採用であって、年棒制が適応される。
 ・ 残業代なし
 ・ 会社の所在地に、複数社存在する事になっている。 
 ・ 教育にコストをかけない 
   → 「自分で勉強しろ」しか言わない。
   → 書籍を買うお金すら出さない。

ゲスな要素をあげれば、あげきれないくらいありますが、そういう会社に入ると、苦労ばかりで、自身の成長には繋がりません。

何年か前に、同い年の技術者でありながら、ろくなプログラムを組めない技術者と一緒に仕事をしたことがあります。
プログラムを作らせると、バグを出すばかりか、完成しているプログラムまで壊すので、仕事自体をさせられず、辞めてもらうしかなかった人です。

あまりにも見かねて、何度か努力を促したのですが、彼は 「勉強するお金が無い」 と言うのです。聞けば、上記のような零細企業で、彼がプロジェクトに参加するに当たり、5枚の契約書がかわされていました。
不憫に思い、知り合いの会社を紹介するなど、救いの手を差し伸べはしましたが、今の生活が変わることにめんどくささを感じたようで、結局、現場を去って行きました。

その後、一度だけ、彼とあう機会がありましたが、聞くと3ヶ月ごとに、現場が変わるという仕事を続けているようでした。
そういう生活を送ること自体、とても不幸なことであり、また将来の見通しも立たない。

少し趣旨からずれてしまいました。

まあ、なんでこういう話をするかといいますと、キャリアとは、「能力を高める」ということとはちょっと違うからです。
「 資格を沢山、取得し、僕は(仕事が)できる」人だ」という方がいらっしゃいますが、それはちょっと違います。
問われるのは「どんな仕事をやってきたか?、どんな成果を出せたのか?、どんな役割をこなせたのか?、どんなことができるか?」なのです。
そうしたバックボーンがあってこそ、「次」があるのです。
こういう「どんな仕事を・・・」と言われたときに、零細企業でこなせる仕事というのは、まあ、とても小さい物(そんなこと言うと、怒る人もいらっしゃるかと思いますが・・・)であり、人を右から左へと動かすだけ、だったりします。

そういうところで、仕事をしていても、ビックにはなれないのです(笑)。
そんなわけで、会社選びはとても大事なのです。

ひとつ、ひとつ、仕事をこなし、積み重ねていくと、経験から能力と言えるものが増え、自然とキャリアと呼べるものが形成されます。これは逆もしかり、仕事を通じてでしかキャリアは形成できないということです。
そして、どんな仕事にめぐり合えるか、にもキャリアは左右されます。


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