フォト

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« クノールのCMが・・・ | トップページ | アプリまとめ。 »

2010年12月27日 (月)

企業の新卒採用について その3

前回は、私の知人で、新卒で日本の会社に入社した中国人技術者について書かせていただきました。
たしかに優秀な方ではありますが、日本の会社と自己のギャップに悩んでいます。

企業側はただ、優秀でやる気があって、まじめである、と自分たちが使い勝手のよい人材であり、日本にきて仕事をしたいという、彼らの要望とマッチしていて、良いことづくめであると考えているようですが、それは大きな間違いだと思います。

彼らがどのようなキャリアプランを持っていて、将来はどうありたいのか、そういうことを考える会社はどれほどあるのでしょうか?
おそらくは、ゼロだと思います。
経営者や人事担当者には、労働者に対して、与えられた仕事をやればいいとか、自分で物事を考えて動く人材でないと困るとか、「使う」という意識が強い方が多いと思います。
個々のキャリアプランに対して、サポートするようなことは一切無く、逆に歯車になることを求めます。

外国人に対しても、しっかり、働いてくれればいいさ、と甘い考えでいると、お互いに不幸な結果を招きかねません。
彼らは日本に来て働くことに対して、何らかの目的があってくるわけです。
それは、給料が良い、ということもあるでしょうし、またキャリアを積みたいという想いも持っています。
しっかりしたビジョンがなければ、せっかく採用しても、早ければ1年以内に辞めてしまうでしょう。

また、彼らは結果を急ぎます。
これだけやったんだから、給料UPしてくれや、対外国の仕事をこれだけやったんだから、認めてくれ。と、言います。

日本人の新卒採用の子たちのように、3年ガマンしろ、とか、まだまだ下積みなんだよ、だとか、仕事を任せてもらえるようになるには10年はかかるんだよ!
なんて言っても、何言ってやがるんだ、馬鹿じゃねーの!?
と感じることでしょう。
非常に、合理的な思考が備わっているので、根性論や、新卒だから、という理屈は通用しません。

逆に、仕事をできない、◯年目の社員を比較対象として、待遇面や給料面での向上を要求することでしょう。そうでないとしても、ある程度、仕事を学んだなら、次のステップへと、ジョブホップするでしょう。
彼らの最終的なビジョンとして、母国で起業することであることが多いと思います。
それも、3年〜5年以内で。
無茶だろう?と思われるかもしれませんが、それだけの能力はあると思います。
私は、外国人を採用するに当たって、日本で生活し、最終的に日本人になってもらう、くらいでないと国益につながらないと考えます。

外国からの出稼ぎ労働者は、稼げるときは、日本で稼ぎ、十分稼いだと思ったら、自国へ戻り、悠々自適に暮らす。
土地に根づかないと、意味が無いのです。
しかしながら、彼らはこう考えます。
日本は金を稼ぐために行くところ、老後を過ごす場所ではないと。
彼らは日本に居ても、先はないことを見抜いているのです。

企業には目先の事だけ考えずに、10年後、20年後、100年後を考えてもらいたいところ。

« クノールのCMが・・・ | トップページ | アプリまとめ。 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/144298/50415278

この記事へのトラックバック一覧です: 企業の新卒採用について その3:

« クノールのCMが・・・ | トップページ | アプリまとめ。 »

最近の写真